
こんにちは。今回はYouTube Shortsの作り方・メリット・デメリット・伸ばし方について解説します。
まず君は何者なんだと言う方のために軽く自己紹介します。
私はYouTube切り抜きチャンネルを運営し半年で登録者5万人を達成しました。
現在切り抜きチャンネルを6つ運営し月利35万程度で安定しています。
メインで運営しているチャンネルの収益はこんな感じです。
YouTubeのShorts動画は1番再生されたもので150万回超えとなっています。
Shortsの投稿方法
そもそもShortsとは何かというと、1分以内の縦型動画です。Shortsはどのように投稿すればよいのでしょうか。結論めちゃくちゃかんたんです。
①YouTubeアプリの動画投稿ボタンを押す
②「動画をアップロード」をタップ
③1分以内の縦型動画を選択
④「次へ」をタップ
⑤タイトルやタイトルや公開設定を済ませる
⑥タイトルの後ろに半角空白を入れて #Shorts とつける
⑦投稿完了♪
こんな感じでかんたんに投稿できるわけですが、②の過程で「ショート動画を作成」とあり悩んだ方もいるでしょう。
こちらはTik Tokのようにその場で撮ってその場で作成して投稿する場所になります。
そちらから投稿しても良いですが、私は先に1分以内の縦型動画を編集しておいて上記の方法で登録することをおすすめします。
YouTubeアプリ内では編集方法が限られていますからね。
Shortsのメリット・デメリット
次はShortsについてです。現在Googleは新興勢力Tik Tokに対抗するため、ショート動画に力を入れています。
スマホ化が更に進みパソココン離れが進む現代では、スワイプしながらかんたんに見れる動画のほうが需要が高いのでは、ということに世の中が気づき始めているでしょう。
おそらく若い世代の集中力低下も関係しているでしょう。
スマホが与える影響は凄まじい…
YouTube Shortsのメリット
YouTubeの検索結果でも出てくることには出てきますが、それよりもShortsの強みはショートフィードで表示されやすい点にあります。
Shortsは視聴者が動画を選んで再生するのではなく、動画を次々にスクロールして視聴するものになります。
ブラウジング機能(視聴者の行動履歴を参考に、視聴者のトップページ、視聴している動画の次のおすすめ動画などの画面におすすめ動画を表示する機能)のShorts特化バージョンみたいなものです。
それではさっそくShortsのメリットについて探っていきます。
・登録者0人でもショートフィードでかんたんに再生される
・視聴者維持率が高いため1度伸び始めればとことん伸びる
・Shortsが再生されると視聴者のおすすめ動画に表示されやすいため通常動画への流入が見込める
登録者0人でもショートフィードでかんたんに再生される
繰り返しますがShortsの強みはブラウジング機能で表示されまくることです。ブラウジング機能でより再生されるようにするためにはタイトル設定がかなり重要です。
タイトルはインパクトのある言葉を選びましょう。
私は切り抜き師なので切り抜きのタイトルを例に上げてみると、〇〇が笑っている集【△△切り抜き】よりも〇〇大爆笑集【△△切り抜き】のほうが視聴意欲がわきますよね。
こんな感じでしっかりタイトルを設定すればShortsでは、登録者0人でもそれなりに視聴数を獲得できます。
実際に私が切り抜きを開始しようと思い始めたチャンネルの例を紹介します。
切り抜き先に失礼なので詳細は隠します。

こちらのチャンネルは将来性が無いなと見きってしまったのでしばらく動画投稿はしていませんが、登録者1人でもShortsはかなり再生されています。
Shortsは視聴者維持率が高いため1度伸び始めればとことん伸びる
更に次の写真は今現在も私が投稿している登録者5万人超えのチャンネルの人気順表示です。

このチャンネルでは通常の動画:Shorts=9:1の割合で投稿していますが上位4つはShortsが占めています。かなりShortsが再生されやすいことを物語っています。ちなみに一番伸びている動画のアナリティクスを見てみましょう。

登録者がそれなりにいるチャンネルでは、通常の動画は普通、アップロードした瞬間が1番視聴されるタイミングであり、いきなりYouTubeのアルゴリズムに乗っかってバズることが無い限りそれ以降は再生回数が落ち着きます。
しかし1枚目の写真を見てもらえればわかりますが、ほぼ1次関数のようなグラフで再生されています。
つまり初速から落ちることなく再生され視聴者を獲得できる永久機関というわけです。
それを裏付けるかのようにこの動画をきっかけにチャンネル登録した視聴者も同じように伸びています。
更に通常の動画と比べて視聴者維持率が高いのでYouTube側がこの動画は良いコンテンツだと判断して今後も再生回数が伸びることが期待されます。
こちらの視聴者維持率は85%以上と驚異の高さです。
他の動画も同じように高い水準であり、Shortsは視聴者維持率が保ちやすいことがわかります。
視聴者維持率が高いとYouTubeのAIに良いコンテンツだと判断され他のYouTubeユーザーにも表示されやすくなります。
Shortsが再生されると視聴者のおすすめ動画に表示されやすいため通常動画への流入が見込める
皆さん、例えばサッカーの動画を1回視聴するとホームのおすすめ動画に違うサッカーの動画が表示されたことありますよね。
これはShortsでも同じです。
Shortsで自分の動画が再生されると通常の動画まで他のYouTubeユーザーに見られる回数が多くなります。
つまりShortsの結論は「視聴回数を大幅に増大させ通常の動画にまで流入させることができる」ということです。
YouTube Shortsのデメリット
続いてShortsのデメリットについても解説していきます。実はShortsは諸刃の剣でもあります。
・視聴者の質が下がり、動画の質が悪いと判定されてしまう
・横画面の動画を切り抜いている場合見にくい
・ほぼ収益にならない(参考程度にShortsの収益情報あり)
視聴者の質が下がり、通常の動画の質が悪いと判定されてしまう
まずYouTubeは動画のデータから、その動画の質はどの程度なのかを判断します。
その要素はいいねの数・視聴者維持率・コメントの数です。
これらの数字が高水準だとブラウジング機能でユーザーの目にその動画が止まりやすくなります。
逆も然りで、質が悪いと判断されたコンテンツはユーザーの目に止まりにくく、視聴回数が下がるのです。
Shortsで獲得した視聴者よりも、通常の動画で面白かったりためになると思ってくれた視聴者のほうが自分のチャンネルへの評価は断然高く、いいねも押してくれやすいですし、コメントも残してくれます。
Shortsの動画と通常の動画のギャップに「やっぱいいや」となる人も多いようです。
そのような視聴者が増えるとそのチャンネルの質が悪いと判断され、一時的にShortsから視聴回数を獲得できても元あった数字よりも下がってしまいます。
実際にその状況に陥ってしまったチャンネルの推移はこちらです。

横画面の動画を切り抜いている場合見にくい
更に横画面の切り抜きをしている人はあまり良いコンテンツになりません。
Shortsは縦画面限定です。
横画面の動画を縦画面に無理やりすることもできますが、下の画像の様になってしまいます。

これは自分が視聴者だったら見にくいですよね。
なので縦画面にできる動画であったり、ラジオ要素の強いチャンネルであれば良いですが、見にくいと視聴者も離れていく、つまり視聴者維持率が下がるので良くないです。
ほぼ収益にならない
それからShortsは収益の割合がとても少ないです。通常の動画の1再生あたりの収益が0.1〜0.5円と言われているのに対し、私の150万回再生されたShortsでの収益は自動販売機で飲み物1本買える程度です。
Shortsを使った伸びるチャンネルの戦略
これらのメリット・デメリットを加味してShortsの戦略を提案します。
・気になるタイトルで視聴維持率を増やす
・最初の3秒でテロップと画像を使って心を掴む
・動画の答えはコメント欄に
気になるタイトルで視聴維持率を増やす
タイトルがよくわからなかったり、インパクトのないワードチョイスでは動画を見てもらう以前の問題で視聴者維持率が悪くなってしまいます。
視聴者維持率は最初の5秒で65%を切ると質が悪いと判断される印象です。
まずは65%以上を目指してみましょう。
最初の3秒でテロップと画像を使って心を掴む
そのうえで、Shortsの視聴方法はショートフィードで勝手にしたから上に動画が再生されるわけですが、視聴者が興味ないなと思った動画は内容も見ずに上にスクロールされてしまいます。
従ってShortsは動画の開始3秒で視聴者の心を掴む必要があります。
その方法が「動画の頭にテロップで動画の説明をする」というものです。
具体的に私の動画を載せておきます。
少し昔の動画なのでいまでは「テロップ長すぎだろ!」と思いますが、こんな感じをイメージしてもらえれば良いと思います。
この動画の改善点は、テロップ時間が長すぎるということと、画像があったほうが視聴イメージ・視聴意欲が圧倒的に湧きやすいということです。
悪い点は参考にしないでください笑
動画の答えはコメント欄に
こちらは多用厳禁ですがここで一発!というときに使えます。
いつも答えが動画に無いと視聴者も悪い意味でむしゃくしゃしてしまいます。
では良い意味でむしゃくしゃさせる(続きが気になるように仕組む)ために必要なこととは何でしょうか?
それは結果を焦らすことです。
例えば「【節税方法】青色申告のメリットとその方法」といったタイトルで青色申告のメリットとかんたんな方法をShorts動画に載せます。
そして「青色申告の方法をもっと具体的に紹介している動画はこちら」といった具合に通常の動画のURLを貼っておくと、青色申告の方法を1分で説明できる猛者なんていませんから、そのShortsを見た視聴者が視聴意欲をそそられ通常の動画に流れていくという状況が作れます。
しかしもう一度言いますが多用厳禁です。
視聴者は何度もページを切り替えさせられるのが億劫です。
まとめ
以上で基本的なShortsの情報と戦略でした。
かなり有料級の情報なので公開するか迷いましたが、ぜひせっかくこの記事を読んでくださるのであればたくさん情報を詰め込もうと思った次第です。
今後はブログはもちろんのこと、TwitterでもYouTubeやYouTube切り抜きについて発信していくのでぜひチェックしてみてください。


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