公立中学か私立中学どっちがいいの?現役塾講師が教えます!
こんにちは!
今回は公立中学か私立中学のどちらの方がいいのか解説していきます!
先に答えを言っておくと、公立中学でも私立中学でも、結局は本人が頑張らなければ何も生まれません。
それぞれのメリット、デメリットを見ながら解説していきます!
読んでほしい人は以下の通りです。
- 小学生のお子様を育てる保護者の方
- 小学生(小学生の頃からこのような記事を見る子はほぼいない気もしますが笑)
公立中学のメリット

公立中学のメリットは以下の通りです。
- 小学校から友達が多いため馴染みやすい
- 学費が安い
- 家から近い
小学校からの友達が多いため馴染みやすい
基本的に何も行動することがなければ、公立高校に進学することになりますが、そうすると小学校から同じで、喋ったことがある人もいくらかは一緒に入学することになります。
不慣れな場所でも少しでも喋ったことのある・馴染みのある人と一緒にいればとても心強いですよね。
人伝えで知らない人とも仲良くなるチャンスができますし、そのような味方がいるところでは、心身ともに不安定な中学生の時期でも少しは安心できますよね。
学費が安い
公立中学はやはり学費が安いです。
金額は各都道府県によりますが、基本的に公立中学では税金によって学費が賄われています。
中学生までは義務教育ですから、国が税金で集めたお金を教育費に回すのもうなずけます。
家から近い
公立中学というのは、法律で地域ごとに均等にないといけませんよ~と決まっているので、比較的どの地域にも公立中学というのはどこにでも存在します。
よって「家からとてつもない距離ではないと中学校がない!」という事態は起こり得ないのです。
公立中学のデメリット

公立中学のデメリットは以下の通りです。
- やんちゃな子、いわゆる「ヤンキー」も一定数いる
- 先生を選べない
- 施設が古い場合がある
- 学習レベルが低い
やんちゃな子、いわゆる「ヤンキー」も一定数いる
公立中学は、当たり前ですが進学先は地域によって決められています。
とても頭の良くて常識のある子もいれば、あまり勉強ができるとは言えず、やんちゃしている子まで幅広くいるわけです。
やんちゃな子に絡まれる危険ももちろんあります。
私も中学生の頃胸ぐらを掴まれたことがありますが、普通にトラウマです笑(今では仲良しです)
先生を選べない
公立中学は学校の施設が選べないことに伴って、先生の質も選べません。
正直中学校ごとに先生の質に差があるのは確かです。
学校の先生もロボットではありませんから、差が出てしまうことは仕方のないことではあります。
私は色々な中学校から人が集まってくる塾に通っていましたが「〇〇中学の先生はこういうことしてくれるからいいよね」「〇〇中学は全体的に内申点高くくれるんだよね」という話も度々聞きました。
内申点の基準が中学ごとに違うって、やばいですよね笑
高校受験ではその内申点を〇〇中学は基準が甘いから…などと加味してくれることはなく、同じ点数で勝負させられるのです。
その先生を自分で選べないことも大きなデメリットの1つだと考えられます。
施設が古い場合がある
公立中学の費用は先程も言ったとおり税金で賄われています。
公立中学はある程度の入学者数が保証されていますし、営利を求めていないため「施設をより良いものにして生徒、親の満足度をあげよう」という考えにはなりにくいのです。
そのため公立中学はだいたい施設がどこかしらボロかったりします。
私の中学では給食の配膳台が壊れていてガムテープで無理やり補強していたこともありました笑
学習レベルが低い
中学校というのは、皆さんご存知の通り義務教育の一貫です。
なので「何もしていない」「何も勉強したくない」といった子まで公立中学は集まるわけです。
つまりその子達に対してもわかるように先生方は指導しなければなりません。
そうすると必然的に「勉強したい」「もっと高いレベルの勉強をしたい」と思っている子も初歩的な内容の授業を受けなければならないのです。
少し余談ですが、私は勉強しなくても少し教科書を読んでしまえば点数がそれなりに取れたので、授業を受ける意味を感じず、毎日寝ていたところ内申点は29でした。(そのときの定期テストは学年1位)
内申点制度についても愚痴りたいことはたくさんありますが、この記事の趣旨とはずれてしまうのでやめておきます。
それでも内申点はその先の高校受験で必要ですから、内申点を上げる方法を知りたいという人は下の記事を読んでおくと良いでしょう。
少し話が脱線してしまいましたが、結論は「学習レベルが低い」のです。
私立中学のメリット

ここから私立中学の話に移ります。
私立中学のメリットは以下の通りです。
- 施設がきれい
- 自分の学習レベルに合った中学を選べる
- 中高一貫校や私立中学ならではの推薦枠がある
施設がきれい
私立中学は、入学者数を増やすために施設や学習システムなど、生徒・保護者の満足度を高める努力をしています。
なぜなら私立中学は少なからず営利を求めているからです。
しかしそれだけ設備投資にもお金をかけているので子供はとても良い環境で中学生活を送ることが出来るでしょう。
自分の学習レベルに合った中学を選べる
先程公立中学のデメリットで学習レベルが低いと述べましたが、私立中学はその逆です。
私立中学は受験があり、良くも悪くも合否判定が出るのです。
そのため、受験した私立中学に合格できれば、自分自身にあったレベルの学校に行けますし、不合格だったとしても自分のレベルに合っておらず、いきなり応用の勉強をしてもついていけず、今後の高校受験・大学受験も失敗してしまう確率が高くなります。
ゆえに私立中学受験は自身のレベルに合った中学を選べるということなのです。
中高一貫校や私立中学ならではの推薦枠がある
私立中学では高校受験においてもたくさんのメリットがあります。
1つ目が中高一貫校の内部進学です。
内部進学とは、その中学である程度の成績を残せば試験なし、もしくはボーダーの低いテストで同じ学校法人の所有している高校に入学できることです。
この進学方法は一旦中学に入学してしまえば高校受験を免除されたようなものなのでメリットが大きいです。
2つ目は私立ならではの推薦です。
私立中学は各私立高校との関係性を強める努力をしており、うちの高校にはそちらの中学から何名きて欲しいですよー、という推薦枠が用意されているのです。
私立中学内である程度の成績を収める必要はありますが、高校受験を普通にするよりも圧倒的に楽であることは間違いありません。
私立中学のデメリット

私立中学のデメリットは以下の通りです。
- 学費が高い
- 学校が遠い場合がある
学費が高い
先程公立中学では学費が安いと言いました。
それは税金によって賄われているからでしたね。
しかし私立中学は完全に個人の運営なので、他から賄われることはありません。
よって、学費は正直公立中学とは比にならないくらい高いのです。
学校が遠い場合がある
私立の学校は自分で選んで通学します。
公立中学はみなさんの家から最短で行ける距離になるべく配置されています。
余談ですがこれはおそらく私が最近大学で習っているミニサム問題的な要領で計算された最適な位置にあると思われます。
しかし私立中学は電車に乗らなければならなかったり、バスに乗らなければいけないような位置に存在している場合があります。
親目線としては、まだ中学生のお子様を1人で公共交通機関を使って通学させるのは少し不安だと思います。
まとめ

ここまでそれぞれの中学校のメリット・デメリットをお話してきましたが、どちらの中学へ行こうがその入学先で自分が頑張らなければ大成しません。
なぜなら公立中学へ行こうが高校受験などに向けて勉強しなければなりませんし、私立中学に行こうが高校受験をする人はもちろん、内部進学や推薦枠を狙う人も必ず勉強しなければ落ちぶれます。
今後もこのサイトでは勉強や学生生活に役立つ情報を発信していきますので読んでいただけると幸いです。
以上きゃべブログでした!


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